世界が終わるとき、そこに愛はありますか

「あたしね、深景さんっていう好きな人がいるの。

深景さんは、あたしが叔母たちから虐待されてることを聞いて救ってくれた。

今は深景さんの家に居候させてもらってさ。


初めて会った時から、彼に惹かれてた。

何でか分からないけど、ものすごく惹き付けられて、もっと彼のことを知りたい、仲良くなりたいって強く思ってた。

でも、深景さんには好きな人がいる。

何年か前に別れた、唯さんっていう元カノが忘れられないんだって。

深景さんと仲が良い涼は〝深景には深入りするな〟って言ってるんだけど、気持ちの歯止めが利かなくて…。

ある夜、深景さんに求められて、カラダの関係になった。

もちろん、深景さんはあたしに恋愛感情なんて持ってない。

それはわかってたけど、応じちゃったの。

それからはもうずっとそんな関係。

カラダだけの関係…」