世界が終わるとき、そこに愛はありますか

…別に、愛結たちになら本当のことを話しても大丈夫か。


誤魔化してばっかじゃ本当の友達にはなれないだろうし。


「…ちょっと長くなるけど、聞いてくれる?」


「もち!」


「もうすぐ昼休み終わるから屋上で話す?あそこ絶好のサボり場所だからさ」


奈津の提案で、ひとまず屋上に上がり、柵にもたれて座り込む。


空は薄暗い雲に覆われていた。


この微妙な天気のせいか、他の生徒は誰もいない。


「で?何があったの?」


…全部話そう。


お姉ちゃんのこと以外は、全部。