世界が終わるとき、そこに愛はありますか

深景さんは今日、他の女性を抱いた。


そんな深景さんとカラダを重ねるのは抵抗があるにきまってる。


「あっそ。ならいいや」


突然スーッと、冷めた口調と目つきに戻ってしまった。


深景さんに嫌われたくない…。


深景さんにはあたし以外の女がたくさんいる。


あたしが釣れないなら、別の女を誘えばいい。


今、深景さんを拒否したら…もう相手にされなくなるかもしれない。


それは嫌だ…っ。


「深景さん、あの…っ」


「何?」


自分から誘うなんて恥ずかしいこと、ホントはしたくない。


でも、そうしないと、あたしと深景さんの関係は終わってしまうかもしれない。


「…やっぱり、お風呂一緒に入りたい…です……」


深景さんを直視できなくて、俯き加減で細々と呟くと、クイッと顎を持ち上げられ、強引に目を合わせられてしまう。