世界が終わるとき、そこに愛はありますか

絶対何か隠してることがあるはずだ。


「まぁそれもそーだね」


含みのある笑み。


…ずるい。


やっぱりこのままはぐらかすつもりなんだ。


「ちゃんと答えてくれないなら─」


「お待たせいたしました」


このタイミングで店員さんがハンバーガーを運んできてくれた。


オレンジジュースと共に。


「ごゆっくりどうぞ」


店員さんが去ったあと、涼はあたしをチラッと見て〝食べよ〟とだけ言う。


「…話してよ。約束したじゃん」


涼が口をつぐめばつぐむほど、涼への不信感が募っていく。


「…で?ちゃんと答えなかったら俺をどうする気?始末しちゃう?深景に頼めばカンタンだよ」


「……そうだね。そうするつもり」