世界が終わるとき、そこに愛はありますか

テーブルの端に置いてあるベルを鳴らすと、店員さんがすぐに注文をとりに来てくれた。


「特盛チーズバーガー1つと、ベーコンチーズバーガー1つ、それから、オレンジジュース2つお願いします」


え…。


飲み物いらないって言ったのに。


「…俺に遠慮して、いらないって言ったんでしょ?ホントにそーゆーのしなくていいから。素直に甘えていーんだって」


店員さんが去ったあと、涼が真顔で言ってくる。


なんとなく不機嫌そうに見える。


「ごめん…怒っちゃた…?」 


顔を覗き込みながら謝ると、涼の顔が赤く染まっていく。


「その上目遣い、反則だから」


意外とピュアなんだ…。


女慣れしてそうなのに、こんなことで照れちゃうんだ。


「なんか…かわいい」