世界が終わるとき、そこに愛はありますか

エスカレーターをおりてすぐ正面に、本格的なハンバーガーショップがある。


1度でいいからハンバーガーを食べてみたいなと思っていた。


残念ながら初めてのハンバーガーは楽しめそうにないけれど。


「いいの?この店で。もっといいレストランでもいいんだよ?」


「うん。ハンバーガー食べてみたかったの」


「そっか。じゃあここにしよっか」


夜9:00を過ぎてるということもあり、店内にお客さんはいなかった。


テーブル席が15席ほどある広い店内に、あたしと涼だけ。


店員さんに案内された席は窓側の1番奥だった。


内密な話をするにはもってこいだ。


「メニューこれだね。雪花ちゃん先決めていいよ」