「そう言えば母さん、海夜ちゃんの部屋からたまに幼い子供の声みたいなのが聞こえるんだけど。」 「子供?なんかほのぼの動画とかを聞いているんじゃないかしら?」 「そっか、確かにそうだよね」 さも納得したと言うように笑った。その幼児の声はどこかで聞いたことがあるようなモノだったと言う言葉を飲み込んで。