そろそろきみは、蹴られてくれ。



もちろん。いやだ。うれしい。怒る。


どれもどれも、ちがう。


「──……すきでいて」


わたしの声は、どんな声?


灰色くらいの声だったら、もしかすると、たぶん、いいと思う。


「わたしに答えが出るまで、ずっとずっと。同じように、すきでいて」


白じゃなくて、黒じゃなくて。光ってなくて、消えてない。


……あぁ、なんてわがままなんだろう。


だけど、これが、わたしのぜんぶ。


答えが出きらない状態で、返せる言葉はない。


感情を持ちきれない状態で、返したい言葉は見つからない。