そろそろきみは、蹴られてくれ。



「……あれ、もう分かれ道?」


意外と分かれ道の頻度が高い。これは惑わしなのか、それとも、入り組んでいる難易度の高さを表しているのか。


「次もせーのにする?」

「うん!」


実際、いまのこの道があっているという保証はどこにもない。もしかしたら間違った方向に進んでいるかも。


それでも、それはそれでたのしいと思うから、いいんだ。


そりゃあ勝てたらいいなとは考えるけど、そういうのがいちばん!ってわけではなくて。


「せーの!」


左!


「っ、またいっしょだ!」


揃った! ……ということで、左の道を行く。