ほんとう、どうしてわたしの目の前に天使がいるんだろう、っていつも思うけれど、いるものはいるんだよなとか感じるようになってきた。


これがカレカノパワー……? なんかちがう気がするなあ。


橘といっしょにいるときは、橘といっしょにいる、という状況でやばいやばいやばいと心が叫んでいたし、AEDの使い方を思い出すくらいには緊張してたけど──あれ、よくよく考えたら、使われる側の人間は使い方知ってても意味ないな──、家に帰ってからは、お揃いの存在にドッキドキしてた、うん、やばい。


そして脳内のわたしが、めちゃくちゃ早口で騒いでる。うわあ。うれしいにしても、いっぱいいっぱいが過ぎるよ、限界じゃん、耐えろ。