そろそろきみは、蹴られてくれ。



「気になった作品を読む、って感じだから、ジャンル読みはそんなにしないかな。橘のおすすめはどんなの? ……読んでみたい」


結果。思ったことをそのまま伝える。


いちばんいいと思ったんだ!!


「おれのおすすめ? んー……」


これかな、と差し出されたのは。


「バスケ?」

「そう」


よくよく見ると、


「小説じゃないじゃん!」


ルールとコツと作戦と──いろいろ載っている、バスケ選手向けの本だった。


確かにわたしは “ 本 ” って言ったけど、小説の話──だったよね!?