そろそろきみは、蹴られてくれ。



橘、めがねすきかな。


あ、いや、めがねだからきらいとは言わないだろうけれども、えっと、その。




──好み、知りたいなっていうか。


橘の好みに合わせまくって、本来のわたしを見失いたいわけではない。ただ知りたい、それだけ。


まあ、知ったら知ったでやろうとするし、自分とちがったら落ち込むんだろうけど……そういう感情を堂々と抱けるようになっただけで、かなりの進歩だと思う。