そろそろきみは、蹴られてくれ。



「う……涼雅、かっこいい…ね」


言ってしまった。呼んでしまった。


かあ、と体温の上昇を感じていたら、ぎゅっと抱きしめられて。


「ん、ありがと」


んんん、ダメだ、またしばらくは名前呼びできなさそう、やっぱり人類の進化がめちゃくちゃ重要だと思うな!


「やばい、おれ、いまいっぱいだ。満たされすぎてる」


わたしも。 つぶやいて、目をつぶって、ぎゅうと熱を感じる。


ふれあったり、いっしょにでかけたり。したいことはもちろん、数えきれないくらいにあるけれど。


急がないで、徐々に徐々に、思い出を増やしていけたらいいな。