そろそろきみは、蹴られてくれ。





わあああ、わたし言っちゃった!


「……名前は?」

「え?」


顔をあげると、橘は胸に手をあてていた。


その位置って、──心臓の真上。


「呼んでくんないの?」


ぎゅん! 彼氏が可愛すぎてどうしよう──そしてかっこよさもあるよ、ひい。


いままで伝えてこなかったぶん、爆発してる。たくさん言いたくなってしまって、不思議だ。