* あれから、橘のことばかり考えていた気がする。というか、橘のことしか考えていなかったと言っても過言でない。 わたし、何をどう考えたって橘のことがすきだし。 じゃあそれを言葉にすると? ──うーん、みたいな、繰り返し。 学校までの道のりでも、ぐるぐるぐる、悩んで。 う……暑い。 もうとっくに、夏は終わったと思ったのにな。今日はすごく暑い。 暑いし、……橘と隣の席で、授業を受けるんだ。 それを浮かべただけで、体温が急激に上昇。