そろそろきみは、蹴られてくれ。



「こうかん、」


つぶやくような声しか出なくて、わたし自身、びっくりした。


慌てて息を吸い込む。


「交換、してたい」


まっすぐと目を見て言うと、緊張が最高潮にたった。


いますぐ記憶を抹消してやりたい。たぶん、力技だとか科学のちからだとかだと負けるから、魔法かなんかで。


「〜っ! じゃあ、こうかんこで」


無邪気。幼い。天使……?