最強お菓子職人は狙われます

第十二章　おからのお菓子

爺ちゃんが亡くなり時は止まることなく過ぎて行く
そんな中で俺の心も身体も成長していった
「髪伸びたな」
自分の銀髪を見て呟く
菓子を作るために爪とかは切ったが神は女の命とも言うからな
俺は欠伸をしつつ厨房は一礼して入る
今回は日本のおからを使った菓子を作るつもりだ
わざわざ取り寄せた
今回作るのは
ガトーショコラ
アップルクランブルケーキ
だ
小麦粉の代わりにおからを入れて作るガトーショコラ
ロンドンの菓子のアップルクランブルケーキ
「完成したが皆何故こんな夜にいる？」
コソコソと隠れている皆に声をかける
皆は俺に微笑みながら近づく
俺は嫌な予感がして避ける
「ハッピーハロウィン」
「お菓子くれなきゃ悪戯するぞ！」
「trick ortreat」
俺はお菓子を渡し微笑む
「こんな綺麗な厨房にいたずらされたら困るからな？」
と
皆は真っ赤になりながら頷く
今日はハロウィン
本物のお化けもいるかもな？
なんてな