第十一章 しばらくの休憩
イギリスへ戻り
しばらくの時間だけぼーっとしていた
菓子の本を手にして
爺ちゃんの手紙を読み続ける
「………泣きたいなら泣けよ」
不意に聞こえる声に顔を上げた
「さぁ?何のことだが分からねぇな」
立ち上がり去ろうとする俺の腕を掴むのは
あの時俺に点数をつけたレイトだった
俺はレイトを静かに見つめ微笑んだ
「離せ」
でも
本当は離して欲しくない
何故だろうな
「泣けよ」
腕を引かれそのまま抱きしめられる
それが怖くなり俺は離れようとする
爺ちゃんの様に
俺は
一人に
「神風!!!!」
「っ!?」
「お前がしっかりしないでどうすんだ!そんなんで菓子を作れるのか!」
その言葉に俺は動かされた
ここでウジウジしてらんねぇ
「あんがと,もう平気だ」
クシャリとレイトの頭を撫でて俺は背伸びする
「何作るか………」
お菓子のページをめくった
そこにあったのは
マカロンだった
「マカロン・リスか」
マカロンはバレンタイデーの時にお返しする時
確か
こういう意味がある
特別な人
というな
俺にとって爺ちゃんは家族であり俺にとって特別な人達の中だ
「大丈夫」
「俺ならできる」
そう言ってくれた爺ちゃん
最後の最後まで俺を愛してくれたんだ
いや
これからも
「マカロン作るか」
「良いんじゃね?」
俺はレイトの方を振り返り微笑む
「あんがとな,何か吹っ切れたわ」
「!?」
俺はそれだけ言い
厨房へと走って行った
その時のレイトは赤くなっていたそうで
「マジズリィ」
イギリスへ戻り
しばらくの時間だけぼーっとしていた
菓子の本を手にして
爺ちゃんの手紙を読み続ける
「………泣きたいなら泣けよ」
不意に聞こえる声に顔を上げた
「さぁ?何のことだが分からねぇな」
立ち上がり去ろうとする俺の腕を掴むのは
あの時俺に点数をつけたレイトだった
俺はレイトを静かに見つめ微笑んだ
「離せ」
でも
本当は離して欲しくない
何故だろうな
「泣けよ」
腕を引かれそのまま抱きしめられる
それが怖くなり俺は離れようとする
爺ちゃんの様に
俺は
一人に
「神風!!!!」
「っ!?」
「お前がしっかりしないでどうすんだ!そんなんで菓子を作れるのか!」
その言葉に俺は動かされた
ここでウジウジしてらんねぇ
「あんがと,もう平気だ」
クシャリとレイトの頭を撫でて俺は背伸びする
「何作るか………」
お菓子のページをめくった
そこにあったのは
マカロンだった
「マカロン・リスか」
マカロンはバレンタイデーの時にお返しする時
確か
こういう意味がある
特別な人
というな
俺にとって爺ちゃんは家族であり俺にとって特別な人達の中だ
「大丈夫」
「俺ならできる」
そう言ってくれた爺ちゃん
最後の最後まで俺を愛してくれたんだ
いや
これからも
「マカロン作るか」
「良いんじゃね?」
俺はレイトの方を振り返り微笑む
「あんがとな,何か吹っ切れたわ」
「!?」
俺はそれだけ言い
厨房へと走って行った
その時のレイトは赤くなっていたそうで
「マジズリィ」

