心の中で首を傾げながら、要は話を許に戻そうとした。
「で、まあ、どうでも良いって言いましたけど、道を隠した理由に関しては殺人に繋がって来ると思うんですよね。道を隠すことに関しての共犯者である大島さんの目的は、おそらくドッキリ映像のためでしょう。怪現象が起こり、電話が使えないとパニックになり、帰ろうとするが、道が見つからない。その一連をカメラに収め、おそらくネタ晴らしは、道を塞いだところでって流れだったんでしょう。猪口はおそらくそれを了承していない。計画を話したか秘密裏に行ったのかは不明ですが、猪口が了承していたのなら、ミルクティは飲まなかったでしょうから」
「猪口さんは猪口さんで、ジャブダルさん達を陥れるっていう目的があったから、ドッキリだっていうこと事態ばらされたくなかったと思うんです。だから、大島さんは話さなかったんじゃないかって、わたしと要ちゃんは考えました」
「由希の言うとおり、つまりは大島は猪口を騙して利用してた。でも、その大島と猪口をあなたも騙して利用した」
要は田中を見据える。
「大島に道を塞いだ理由があったように、あなたにも道を塞いだ理由がある。それは、猪口の逃亡を防ぐためだ。大島が死んだあと、やらせの共犯者だった猪口はパニックになって逃げ出すだろうと、あなたは踏んでいた。あなたは逃がすつもりはもうとう無かったはずだけど、万が一敷地内から逃げられた際には、それ以上は出て行けないように道を塞いで出られなくした」
「つまり、猪口さんの殺害は計画的犯行だった可能性が高いということです」
由希が要に続いてはっきりと告げると、田中は不意に笑んだ。その笑みは不敵そのもので、由希はなんだか変な感じがした。だけどそれは、どこかで覚えがあるような気もする。
「猪口さんは殺されたって言うけど、彼女の遺体はどこにあるっていうんだ? 誰か彼女が死んだのを見た人はいるんですか?」
「血痕は勝手口の側の茂みの中にありました」
「血痕だけで、死を断定出来るのか?」
「出来ませんね。だけど、舌は発見されましたよ。茂みの中に切り落とされていました」
「ヒッ! 舌!?」
笹崎が小さく悲鳴を上げて、口元を手で隠す。信じられないものを見たときの目つきで、田中を見た。田中は笹崎には目もくれず、
「で、まあ、どうでも良いって言いましたけど、道を隠した理由に関しては殺人に繋がって来ると思うんですよね。道を隠すことに関しての共犯者である大島さんの目的は、おそらくドッキリ映像のためでしょう。怪現象が起こり、電話が使えないとパニックになり、帰ろうとするが、道が見つからない。その一連をカメラに収め、おそらくネタ晴らしは、道を塞いだところでって流れだったんでしょう。猪口はおそらくそれを了承していない。計画を話したか秘密裏に行ったのかは不明ですが、猪口が了承していたのなら、ミルクティは飲まなかったでしょうから」
「猪口さんは猪口さんで、ジャブダルさん達を陥れるっていう目的があったから、ドッキリだっていうこと事態ばらされたくなかったと思うんです。だから、大島さんは話さなかったんじゃないかって、わたしと要ちゃんは考えました」
「由希の言うとおり、つまりは大島は猪口を騙して利用してた。でも、その大島と猪口をあなたも騙して利用した」
要は田中を見据える。
「大島に道を塞いだ理由があったように、あなたにも道を塞いだ理由がある。それは、猪口の逃亡を防ぐためだ。大島が死んだあと、やらせの共犯者だった猪口はパニックになって逃げ出すだろうと、あなたは踏んでいた。あなたは逃がすつもりはもうとう無かったはずだけど、万が一敷地内から逃げられた際には、それ以上は出て行けないように道を塞いで出られなくした」
「つまり、猪口さんの殺害は計画的犯行だった可能性が高いということです」
由希が要に続いてはっきりと告げると、田中は不意に笑んだ。その笑みは不敵そのもので、由希はなんだか変な感じがした。だけどそれは、どこかで覚えがあるような気もする。
「猪口さんは殺されたって言うけど、彼女の遺体はどこにあるっていうんだ? 誰か彼女が死んだのを見た人はいるんですか?」
「血痕は勝手口の側の茂みの中にありました」
「血痕だけで、死を断定出来るのか?」
「出来ませんね。だけど、舌は発見されましたよ。茂みの中に切り落とされていました」
「ヒッ! 舌!?」
笹崎が小さく悲鳴を上げて、口元を手で隠す。信じられないものを見たときの目つきで、田中を見た。田中は笹崎には目もくれず、



