「花莉、あのさ……花莉の下着がリビングに落ちてて……持ってきたんだけど」 そう言うと花莉は「…へ?」と声を出す。 それから数秒後、すぐに俺の言葉が理解できたみたいで。 「ご、ご、ごめんね…!!!!!全然気づかなくて…!!!!!!」 慌てて謝ってくる。 「…扉の前に置いとくな」 「う、うん…!!!ごめんね…!!!!」 「おう。じゃあ、戻るから」 俺はそっと扉の前に花莉の下着を置いて、リビングへと早足で戻った。