彼はそう言い私をお姫様抱っこした。 「え...いや...やめてっ...!いやだ!お母さんやお父さんがいない世界になんて生きたくない!」 私がそう言いながら抵抗してもやはり男の力には適わず、口と鼻をハンカチで抑えられ意識を失った。 彼の小屋に入れられてから数日が経った。 手錠で拘束されているのにも関わらず彼からは暴力も何もうけていない。 食事もちゃんと与えてくれる。 ただただ彼は優しく接してくれる。