死にたい。 お母さんやお父さんがいない世界なんて生きたくない。 「お願い...殺して...」 私は彼にそう言った。 すると彼は、 「だ〜か〜ら〜、俺は死にたいと思ってる人間は殺したくないって言ったよね?本当に馬鹿だなぁ〜」 と笑いながらそう言った。 「俺の家にね、使ってない小さな小屋があるの。君は今日からそこに住んでもらうよ。あ、安心して。小屋の鍵は俺だけが持ってるからバレたりしないよ」