だから、私は縦に頭を動かした
「お前名前は?さっきから何も話ししてないけどさ話せねぇーの?」
「エリカ」
「ふっ、話せんじゃん‥‥俺は犬塚春馬(いぬずか はるま)んまぁー適当に呼べ」
「はるちゃん」
「おいおい、流石に二十歳の男にちゃんはやばいだろ」
「だめ?」
「はぁー、まぁなんでもいいわ。てか、お前何歳だ?」
「17歳‥‥高校三年になる。」
「まぁ、そんぐらいだよな。あっ、ここが俺んち」
ん?おいおい
普通ねこの流れはさ
高級マンションじゃないの?!?!
いや、まぁ、拾われた身だからさよくばかりはダメだけどさ?!
ぼ、ぼ、ぼ、
「ボロアパートで悪りぃけど我慢してくれ。」
「はぁ〜‥うん。」
「おいおい、ため息溢すなよ!?まぁ、入れ」
はじめて男の家に入った感想は
殺風景
この一言だ
