私の名前は篠崎海里24歳OLである。
 父勇夫と母京子と1つ年下の妹美沙の4人家族である。
 妹は昔から人の物や彼氏を奪うのが好きで
 私は高校の時から妹に彼氏を取られていたのである。
 妹は容姿端麗であり私もモテたが妹と比較すると
 妹の方が可愛いのである。
 両親は毒親ではないがいつも妹の言うことを信じて私の
 言うことは信じてくれないのである。それは妹がいつも
 うまくやるからである。これはそんな私の物語である。
 話の始まりは私が21歳の時である。

「お姉ちゃん新しい彼氏出来たんだって?」

 朝リビングで妹美沙が私に言ってくる

「誰から聞いたの?黙ってたのに!」

 私が少し驚きながら聞く

「お姉ちゃんの会社に私の友達が働いててそのこ情報通だから
 聞いたのそのこに」

 美沙が嬉しそうに話す

「今度は手を出さないでね!今まで何人私の彼氏に手を出したと
 思ってるのよ!!」

 私は少し口調を荒くして美沙に言う

「もう20歳になった大人なんだからそんな子供みたいな
 事しないよお姉ちゃん」
 
 美沙が少し笑いながら私に言う

 私は最近部署は違うが付き合い始めた男性がいる
 名前を葛野正志という会社内でも1、2を争うイケメンである。
 私の1年先輩で私が入社した時に同じ部署に配属され教育係と
 して熱心に優しく指導をしてくれて好きになってしまった。
 私の部署が移動になったあと少しして私は告白をされそれを受けた
 のである。