組員たちが呆けてる間に 敵の組は機関銃をぶっぱなしてきた。 だが、俺たちにも組員にも 一発も当たらない。 さっきのゆうを守っていた壁みたいなもので 俺たちも組員も守られていた。 そして、ゆうが敵の方を振り向いたと同時に 手を払った。 たった、それだけで敵の撃っていた機関銃は 全て粉々に壊れてしまった。 俺たちも組員も敵の奴等も全員が 何も言わず、動かなかった。