有 料 彼 氏



はは、笑ってから、


「いーち」


にーい。


さーん。


しーい。


ごーお。


ろーく。


なーな。


はーち。


きゅーう。


じゅう……──。




彼女があたしの髪を引っ張り、無理やりに上を向かせる。


「はい、目ぇ合った」


ぼやけた意識の中で、




『瑠々子の怪我、ぜんぶあんたが代わってよ』




取り巻かれた。