偽りのラブレター

——



「あれ?」




私は気がつくと学校の前で寝ていた。





もしかしたら彼女も大目に見てくれたのかもしれない。私はちょっと嬉しくなって、教室に向かった。





教室に着くと、いつも通り有紗と美希・真希、沙彩がいた。






「おはよう!」






声をかけると、首を傾げる4人。





「あなた、誰?」




と有紗。




「え、私だよ。菜那。同クラの」





私は戸惑って言った。





「私達ずっと4人だよ。誰かと間違えたんじゃないの??それにうちのクラスに菜那なんて子はいないよ」





私はそれを聞いて目を見開いた。





座席表を見ると、確かに私の席はなかった。