「えっ…」
そこには、血だらけの有紗をお姫様抱っこしているあの女の人が立っていた。
「ちなみに私のせいにしないでね。あなたが全てやったことね」
私が何か言う前に彼女はそう言った。
「分かっています。分かっているけれど…」
有紗…あなたを無視したり、噂だけを信じてあなたのことを信用しなくてごめんなさい…
ごめんで済む話じゃないよね…
「もうこの子は生きられないみたいね」
「そんな…!」
私の目から涙が溢れでた。
大好きな有紗。
私とずっと一緒にいてくれたのに。
私が孤立していた時、1人だけ私に態度を変えずに接してくれた。
あり、さっ…
泣き崩れている私を見て、彼女はポツリと呟いた。
「ひとつだけ、この状況が改善する方法を教えてあげようか」



