***
「有紗」
「菜那」
私たちの声が被った。
「どちらも話したいことがあるみたいね」
意味ありげに有紗は笑うと、少し私から距離をとった。
「ねぇ」
私は重い口をどうにかこじ開けた。
「なんでーーーー」
「なんで万引きしたって?」
有紗は腕を組みながら私の言葉を遮った。
「私はしたとは一言も言ってないよ」
「え...」
でも、噂の通りだって...
「その噂とは一言も言ってないけど。他にも噂は流れてるみたいだからね」
有紗はにやりと笑った。
「まぁどうせいなくなるんだし、みんなにどう思われようが気にしないんだけどさ」
「有紗」
「菜那」
私たちの声が被った。
「どちらも話したいことがあるみたいね」
意味ありげに有紗は笑うと、少し私から距離をとった。
「ねぇ」
私は重い口をどうにかこじ開けた。
「なんでーーーー」
「なんで万引きしたって?」
有紗は腕を組みながら私の言葉を遮った。
「私はしたとは一言も言ってないよ」
「え...」
でも、噂の通りだって...
「その噂とは一言も言ってないけど。他にも噂は流れてるみたいだからね」
有紗はにやりと笑った。
「まぁどうせいなくなるんだし、みんなにどう思われようが気にしないんだけどさ」



