偽りのラブレター

なぜなら、有紗は私の本当の友達だから。




本当の私を理解してくれるたった一人の女の子。




だから今は辛い。




きっと有紗は私のことを怒っているだろう。




ごめん、有紗。





「有紗」





私は誰もいない時に有紗に話しかけた。





「何」





冷たい目で有紗は私を見つめた。





怒りも見えず、ただ私の方向しか見てないような、そんな目をしていた。





そして、彼女の目は赤く輝いていた。





私は目を見開いた。




ーなんで、どういうこと。




「有紗...」




私は言いかけた口を閉じた。





なぜなら、有紗の後ろにはあの女の人がいたから。