偽りのラブレター

「だってあなたはずっと自分を押し殺してきたでしょ。少しくらいご褒美をあげてもいいんじゃないかなぁって思って」




その言葉にカチンときた。




「あなたは私を弄ぶのが好きなの⁉︎なんで私が一番辛かった時に助けてくれなかったの?」




と叫ぶようにいうと、彼女は冷たく笑った。




「何言ってるの?私にそんなことできるわけないじゃん。神様でもなんでもないんだから。そこら辺勘違いしないでもらいたいな」



一気に冷酷になった彼女に、思わずヒッと息を呑む。



周りの温度が一気に下がったような気がした。



「…ごめんなさい」



「それでいいの。あと、あなたの能力は無くなることはないから、好きに使っていいんだけど、これだけは覚えておいて。













元に戻すには、あなたが消えなければいけないってことを」