前世で生き別れた夫と、来世で再び会いました。

「まだ、痕は消えてないから…アイツに同じように、襲われるかもしれないって思ったら…不安でたまらなかった」

「でも、俺は勝っただろ?」

「うん。だから今は…すごく安心してる」

 レオンの手は、硬くて大きい。

 私はそれを、私の額につけた。

「ありがとう…レオン」

 こうやって、私を思ってくれる人がいる。

 私に、手の差しのべてくれる人がいる。

 それって、すごく…幸せなことなんだろう。