「まだ足りないくらいよ!!」

「まぁ、芽依ちゃん傷つけた奴らにはこのくらいね〜。ほんと足りなかったけど。」


「言っとくけど俺、馬鹿二人止めるのに大変で出る幕なかったから。」


「そんなこと言って夏都が1番キレてたじゃん!」

「そーそー、あれは鬼の形相だったわー。」



…話が読めない。

というか、そろそろ手外してもいいと思うんだけど…





「…眩し…」



手が外れたと思ったら、そこはもう外で。




「…っ」


少し振り返ると、倉庫らしき場所の中には倒れた男達がたくさんいた。