紅の華_



「お、まえは……紅姫…っ」


何かを告げる前に、咄嗟に目を隠された。



そして男の悲鳴と、途中で逞と夏都の声も聞こえた。




…確か、理緒を止めるような声が。










「藍?」

階段っぽいところを降りて、少し歩いてるっぽいのに、未だに私の目を隠したまま。





「…お前ら、やり過ぎ。」

ため息混じりの藍の声。
やり過ぎと言っているけど、視界が真っ暗だからどういう状況なのかがわからない。