「もしかして慣れてない?まさか初めてとか?!そのルックスでそうだったら萌えるわ〜」


さっきから荒い息がうざったい。
早く帰りたい一心で、ここはもうじっと終わるのを待つべきなのかな。












「っぐ、あ…」




…なんてね。

そろそろ来る頃だと思ってた。



「芽依!大丈夫っ?!」

「理緒、ありがとね。大丈夫だよ」


男たちの声的にどこを蹴られたのかはお察し。

倉庫の前では女子生徒達が震えてる。録画してた携帯は…割られてるっぽい。