カッコよくて、思わず見とれてしまう。
「えぇっ、なにあれ。有村くんすごくない!?」
隣にいる明日香ちゃんも同じことを思ったみたい。
「有村くんってこんなにバスケ上手かったんだ。やばい、ちょっとカッコいいかも」
両手を合わせ、感心したように呟く彼女。
「キャーッ! 有村くーん!!」
「有村くん、ステキ!!」
さらには、コートの向こう側にいる里奈ちゃんたちまで彼に声援を送っているのが見えて。
気がついたら完全に、有村くんが試合の主役になっていた。
どうしよう。なんだか見てるとドキドキしちゃう……。
――ピーッ!
試合終了の笛が鳴り、先生がチームの入れ替えを指示する。
先ほどの試合は有村くん率いるうちのクラスの男子チームの圧勝で、終わった瞬間有村くんは、里奈ちゃんたち女子に囲まれていた。
それを見て、明日香ちゃんがボソッと呟く。
「有村くん、いつの間にかモテモテじゃん」
「ほ、ほんとだ……」
「まぁ、さっきの見たらモテるのもわからなくはないけどね。ちょっとイメージ変わっちゃったもん」
「えぇっ、なにあれ。有村くんすごくない!?」
隣にいる明日香ちゃんも同じことを思ったみたい。
「有村くんってこんなにバスケ上手かったんだ。やばい、ちょっとカッコいいかも」
両手を合わせ、感心したように呟く彼女。
「キャーッ! 有村くーん!!」
「有村くん、ステキ!!」
さらには、コートの向こう側にいる里奈ちゃんたちまで彼に声援を送っているのが見えて。
気がついたら完全に、有村くんが試合の主役になっていた。
どうしよう。なんだか見てるとドキドキしちゃう……。
――ピーッ!
試合終了の笛が鳴り、先生がチームの入れ替えを指示する。
先ほどの試合は有村くん率いるうちのクラスの男子チームの圧勝で、終わった瞬間有村くんは、里奈ちゃんたち女子に囲まれていた。
それを見て、明日香ちゃんがボソッと呟く。
「有村くん、いつの間にかモテモテじゃん」
「ほ、ほんとだ……」
「まぁ、さっきの見たらモテるのもわからなくはないけどね。ちょっとイメージ変わっちゃったもん」



