「…おい」 いきなりかけられた声にびくっと 体は波打ち、いきおいよく顔をあげた。 そこにいたのは…知らない男の人。 真っ黒だけどサラサラの髪の毛。 それにすこし焼けた肌。 両耳には1つずつ開いているピアス穴。 …似てる。 丈に…そっくり。 髪の色や…声…微妙に違うところは いくつかあるけど…。 あたしを見つめる目。 似てる…。 ねぇ…光輝。 それまであたしは今までの中で一番 つらい夜だと思ってた。 でも、違ったよ? 光輝に出逢えて…よかった。