オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜






『秋葉さえいなければ落ち着くんだって。
イチャイチャしやがって!』


『そんな言い方やめて』


『深雪っ、アンタも同じよっ。
聖夜クンとイチャイチャしやがって。
でも、秋葉だけは...ねぇ♪ 』





そう言われてからすぐ、
カバンを持って出て行った。






『アキぃー』


『深雪っ、追いかけて来ないで。帰るから。』





イジメが加速してしまったが故に、
帰ることにした。





体調が悪くなってしまうし、
もう何もかもが鬱陶しく感じる。





宇宙のクラスの前を通ると、
やっぱり女の子が宇宙の周りにいる。



横目で見て、
通り過ぎて帰ることにした...