オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜






気が気じゃない...。



宇宙の周りには、
希良梨や美織ちゃんたちがいる。



取り囲んで、
その中心には宇宙。






それでも、
宇宙は秋葉の方に視線を送ってくれたり、笑顔をくれる。






体育の授業が終わり、
お弁当の時間が来ていた。



最近はあまり食欲がなく、
食べられていない。




『食べよう?身体おかしくなるよ!』



って、
体調の事を誰よりも考えてくれるのは深雪。





『みゆきは優しいよねー...。
ウチらといたら楽しくない?
みゆきもおいでよ』


『アタシは行かない。
何で楽しいの?
秋葉をいじめてる人達のもとには行かない。
最低だよ』