最後の時間..




それも今は思い出のひとつに変わりつつあり、
変わらない気持ちが残っているから。





最後、
事故に遭ってから変わり果てた彼の容態。




あの時は、
何ひとつ考える余裕もなかった。




悔しくて、
しんどくて、
泣き叫びたい..



そう思っていたはずの宇宙の親友の聖夜クンがいつも幸せをくれた。





病棟の前にいる時も、
ICUで懸命に治療をしている時間も、
頭の中には楽しかった頃の笑顔が蘇ってた。




高校時代から今日まで、
ずっとずっと走馬灯のように流れている。




あの時、
事故の状況すら分からなかった。




あとから知ったのは、
後ろから衝突されてしまったこと..