オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜






手を繋がられるがまま、
着いた先にはまばゆい光を放つ指輪たち。




『宇宙..?』


『うん、秋葉に贈りたいんだよね..。
これ.似合うな。
お揃いで買おう』




高校時代は買うことすら出来ないでいた、
はじめての指輪。





気がついた時には、
宇宙はレジに並んでいたよ。




ふたりは、
それぞれにお互いの手に指輪を通した。




秋葉は左手の中指に通しているのに、
宇宙は..



左手の薬指に通しているのを知って、
改めて好きになる瞬間だった。




『治ったら、結婚しよう』


『宇宙ぁ』


『幸せにするからついて来いよ』




そう言われて、
結婚の意識を取り戻していたんだ。





それは、
秋葉だけだったのかなぁ。