点灯したICUのランプが消えたのは、
2時間程が過ぎた真夜中の1時すぎだった。
先生たちが一度、慌てて出て行く姿は凄まじい。
宇宙はまだみたい..
まだかな、顔が見たいのに。
結婚の話をしたいと思う気持ちが、
消えない。
朝、まともに話せないまま..この時間になってしまったこと後悔していた。
出て来て担架に乗せられている宇宙は、
眠りについてしまっている。
この時、
宇宙のご両親が呼ばれて行ってしまった。
秋葉はついていく最中
『秋葉ちゃん、秋葉ちゃん..』
呼び止める聖夜クンがいて、
青ざめた秋葉を抱きしめている。


