なんでトラックに気づかなかったんだろう?

どうして考え事をしていたのだろう?

どうして、彼は私を庇ったのだろう?



分からない…分からないよ
聖夜、聖夜、聖夜ぁぁああああ!!!


そう思う私はもう壊れていた

彼をなくした失望感と、自分のせいだという責任感に押し潰されそうになっていた


彼が全てだった
彼以外いらなかった…



あぁ、愛しい彼よ…どこにいるんだ