君だけが、ずっと好き。




* * *

「 ── と、言うわけで。男子部屋に凸りましょうぞ皆の者!」




一日目の行程が終わり、私は部屋に来ていた女子4人と由紀に話をもちかけた。




ここは私と由紀の部屋なんだけど、自由時間だから隣の部屋と向かいの部屋の子が遊びに来たんだ。




ちなみに、由紀以外の子達も仲がいいから私が伊吹を好きなことは知ってる。




「瑛茉、バカなの?いくら伊吹のストーカ…伊吹のことが好きだからって、先生にバレたら反省文だよ?」




「由紀、今あなたストーカーって言いかけたね?」




「言葉のあやだよ」




って、そこじゃなかった。


つい話が脱線しちゃうのは私の悪いくせ。