「…俺にも色々あるんですよ」
「そっか。それにしても伊吹と一華がまだ仲良かったなんて知らなかったよ。伊吹の誕生日だから車だせ!なんて、オフでゆっくりしてる兄にいうかね」
「そりゃご苦労様でした」
3月に大学を卒業して弁護士になった翔さんとは塾をやめてから1度も会っていなかった。
仲は良かったし連絡先ももらっていたけど、わざわざ連絡することは無かった。
「別に宇野とは仲良くないですよ、今は。この間の花火大会で再会してLIMEは桐谷から聞き出したらしくて」
「へぇ、またつきまとわれてるわけだ?」
「…まぁ、もう気持ちなんか残ってないと思いますけどね」
「そっか。それにしても伊吹と一華がまだ仲良かったなんて知らなかったよ。伊吹の誕生日だから車だせ!なんて、オフでゆっくりしてる兄にいうかね」
「そりゃご苦労様でした」
3月に大学を卒業して弁護士になった翔さんとは塾をやめてから1度も会っていなかった。
仲は良かったし連絡先ももらっていたけど、わざわざ連絡することは無かった。
「別に宇野とは仲良くないですよ、今は。この間の花火大会で再会してLIMEは桐谷から聞き出したらしくて」
「へぇ、またつきまとわれてるわけだ?」
「…まぁ、もう気持ちなんか残ってないと思いますけどね」



