振り向いた途端、軽く唇を奪われ、濡れた髪を掻き上げた彼が甘く微笑む。
「やっぱりふたりきりの時間も必要だな。いろはがいたら、こんなことできない」
セクシーな囁きが鼓膜を揺すったかと思うと、耳を甘噛みされながら胸の膨らみを捏ねられ、ゾクゾクとした快感が駆け巡る。
「可愛い、一絵」
「あっ……ん、慧さん……」
官能的に触れられるのは久しぶりだし、非日常なシチュエーションのおかげで、敏感に反応してしまう。
すべて知り尽くしている私のあらゆる弱い部分に彼の指が伸びてきて、このまま快楽に身を委ねてしまいたくなる。
……が、なけなしの理性を総動員して、彼の胸を押し返した。
「っ……待って、まだ入ったばっかりでしょ! 景色も温泉もじっくり堪能しないと」
「じゃあ、そのあとで一絵を堪能させてもらうよ。すでに俺の指を飲み込んでるここ、焦らしたらより美味しくなりそうだしな」
「こらー!」
からかう旦那様に色気のない声で返すのは、もうお決まりになっている。彼はおかしそうに笑い、いたずらな手を休めて私を後ろから抱きしめた。
「やっぱりふたりきりの時間も必要だな。いろはがいたら、こんなことできない」
セクシーな囁きが鼓膜を揺すったかと思うと、耳を甘噛みされながら胸の膨らみを捏ねられ、ゾクゾクとした快感が駆け巡る。
「可愛い、一絵」
「あっ……ん、慧さん……」
官能的に触れられるのは久しぶりだし、非日常なシチュエーションのおかげで、敏感に反応してしまう。
すべて知り尽くしている私のあらゆる弱い部分に彼の指が伸びてきて、このまま快楽に身を委ねてしまいたくなる。
……が、なけなしの理性を総動員して、彼の胸を押し返した。
「っ……待って、まだ入ったばっかりでしょ! 景色も温泉もじっくり堪能しないと」
「じゃあ、そのあとで一絵を堪能させてもらうよ。すでに俺の指を飲み込んでるここ、焦らしたらより美味しくなりそうだしな」
「こらー!」
からかう旦那様に色気のない声で返すのは、もうお決まりになっている。彼はおかしそうに笑い、いたずらな手を休めて私を後ろから抱きしめた。



