「とんだ茶番劇だったね?リグ・ヴェーダ」 そう言いながら、出入り口の方から足音を立てて前に出てくる。 スーツ姿は何故か少し乱れて汚れている。 でも、不敵な笑みを黒い翼の彼に向けていた。 「ぼ、菩提さん…?」 何故、彼がここに登場するんだ? 後ろには一度身を隠した麗華さんもいる。 「勝利を確信したのに、ひどく残念だっただろう…?」 いったい、何が起こってるんだろう。 しかし、この戦いは。 随分前から用意されたものだと知るのは、間もなく。 「…我々の勝利だ。リグ・ヴェーダ!」