久遠くんの溺愛が止まりません

じっと目を見つめると祐人くんがキスしてくれる。


一度じゃ足りなくて、何度もキスをして、私の知らないもっと深いキスをする。


「小春、してもいい?」

耳元でささやかれて
思わず頷きそうになる。


“祐人くんのことが好き”


紛れもない事実だけど、
それと同時にそういうことするのが怖い自分がいる。


「ごめん。まだちょっと怖い。」

祐人くん家に泊まるって言って、
たくさんキスをして、
今更こんな風にするなんて
思わせぶりで嫌われてしまうかもしれない。


目をつぶって返事を待つと