久遠くんの溺愛が止まりません

「一つ聞きたいことがあってね。
私、祐人くんみたいに
何かに秀でてるわけでもないし、
めちゃくちゃかわいいって訳でもないし、
私が祐人くんの彼女なんてつり合ってるのかなって。」


「まだそんなこと言ってるの?
悪いお口は塞いじゃおうかな?」


ちゅっ

唇が重なる。


「小春はいつも頑張りやさんで、可愛くて、優しくて、
それを言うなら俺の方がつり合ってないんじゃないかって思うよ。」


「まさか…」


「ほんとだって。
小春はさ、俺がほめると謙遜するけど
もっと自分に自信持ってよ。

俺が誰よりも好きなのは
小春なんだから。」


「祐人くん……ありがとう。」