久遠くんの溺愛が止まりません

さっきの場所から少し離れたところへ移動し、一息ついて言った。


「あのね、久遠くん。試合がんばってね!
これ良かったら、はいっ」

そういって瓶に入ったはちみつ漬けのレモンとタオルを手渡した。


「ありがとう!!」

満面の笑みを浮かべたあと言った。


「ところで…その服どうしたの?」


「チア部の助っ人ととして
お手伝いすることになったの。
変じゃないかな?」


「めちゃめちゃ似合ってる。けど…」

けど??